農耕発生とともに,初期の収穫量倍数(人口支持力=5人/km2)が品種選択・改良などを通じ累積的に増大すると仮定している。 この増大する人口支持力と1人あたりの生存必要穀物量から1km2あたりの粗収穫量を求め,有効収穫率=65%(収穫保存ロス=10%,種として保存率=25%)と収穫可能面積率=11%(可耕期間=3年と休耕期間=25年)を掛け純収穫量とし,これを熱量に変換し耕地面積を乗じ農耕による総食料量とした。