総人口を4つの年齢階層(0-14歳,15-44歳,45-64歳,65歳以上)に分け,加齢による年齢カテゴリーの移行や死亡数による増減を計算する。各年齢別死亡率は,平均寿命に対応するテーブル関数
(注:厳密な統計デ−タの代わりに2変数間の論理的関係を直線ないしは曲線で近似的に表現するもの。)となっている。各年齢別人口の初期値は,総人口の初期値と年齢別人口比率の標準値から自動的に設定される。なお,標準値には平均寿命の初期値のもとで安定人口となる値をシミュレーションにより求めた。出生数は,年齢構造から決まる出生可能人口(15-44歳人口の2分の1)に出生力を掛け,出生可能年齢期間(30年)で割って算出する。