研究メモの公開:意図・内容・ご利用方法(2020年7月20日)
  現役の大学教員ではなくなったこともあり、悠々自適の研究三昧という、結構な毎日が続いている。社会的な意味での時間的制約は大幅に緩和されたのだが、その分、テンポが早くなり、次から次へと研究したいテーマが現れる一方、若い時からペンディングになっていたテーマも再浮上して来て、段々と収拾が付かなくなり、このままでは残り時間が全然足りないことに気づいた(病気で余命幾ばくもなしという訳ではないが、40年ぐらい前に考えたことが最近になってデータが揃い裏付けが取れ始めた!)。また段々と研究者としての自分の特性もわかってきた。
   基本的にあれこれのテーマや仮説(あるいは問題解決の方法)を思いつくのは得意だし好きなのだが、地道に関連する情報(特に先行研究や他の人の論文)を探し、データを収集・分析して検証する作業には全然向いていない(正直なところ面倒で、かなり雑!であり、一所懸命にやっても厳密さに欠ける)。また自分が考えたことは、結局は、いつかどこかで誰かが考えたことに過ぎず、いつの間にか、本や論文、人の話などから自分の頭に流れ込んだか、あるいは直接的なコンタクトがなくても、確率論的にはいつか誰かが同じことを考えた可能性を否定したいとは思わない性格なのだ。というか、むしろ、誰か先に証明してくれれば、それを読む方が時間の節約になると思っている。
従って、この研究メモの公開によって、自分のオリジナリティを主張する意図は毛頭ない。読んで自分で研究する、あるいは自分の研究に取り入れるなど自由に活用して頂いて構いません。そのかわり、この研究メモの内容のオリジナリティについて学術的な責任は負えませんので書いてあることの真偽はご自分でご確認ください。★うまく行ったら、あるいは行かなかったら結果をお知らせ下さい。
  
  そういう意味では、この研究メモの内容は、単なる思いつきをエッセイ風にしただけのものです。また本来の専門分野(一応、人口学、人口社会学、家族社会学、情報社会学)の枠に拘らず、異分野のことについても素人の思い付きを無遠慮に書くので、予めご容赦いだきたい。 ★専門家からのご意見、ご指摘、ご教示をお待ちしております。
  なお、引用や参考文献などの情報は殆ど書きませんが、キーワード的な部分をカット&ぺーストしてグーグルで検索すれば必要な情報が得れるようにしておきます。また、ちゃんと本や雑誌、論文などで詳しく書いた事があれば、このHPの中の該当箇所にリンクするようにしますので、ご活用下さい。
  掲載は書いた日付順とし、このページを除き、新しいものから古いものを並べて行きますが、過去10年分以上はあるので、古いものは随時、ヒマを見て追加して行きます。
 

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